デンマークの巨匠デザイナー、ハンス・J・ウェグナー。500以上の椅子をデザインした彼の代表作とも言えるのが、この「ザ・チェア」です。 日本語訳すれば「椅子の中の椅子」といった意味になり、そのゆえんは細部に至る細やかな気配りや徹底的に追及した座り心地、そしてそこから生まれる機能美にあります。 中でも特徴的な、背もたれから肘掛けにつながる接合部分をギザギザに仕上げる「フィンガージョイント」。この椅子がデザインされた当時、木と木の接合部分は隠すのが一般的でしたが、このフィンガージョイントによって「見せる繋ぎ目」が生まれました。合理性と美しさを両立する、ウェグナーのデザインポリシーが表れた箇所です。そんなザ・チェアの座面をさらに快適なペーパーコード仕様にしました。やさしい質感と洗練されたフォルムが、空間の雰囲気をぐっと良くしてくれます。
本体:ビーチ材 ウレタン樹脂塗装 座面:牛革スプリットレザー クッション:ウレタンフォーム
W63×D52.5×H67.5 SH43cm 肘までの高さ:66cm
約9kg
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